気が付いたら開業4年が経過しておりました。
皆様、お加減は如何でしょうか。院長の井上です。
先日静岡リウマチネットワークからリウマチ患者さんの人数の問い合わせがあり、数え直しました。
2020年4月1日から同年5月31日の期間に当院に関節リウマチとして通院し、抗リウマチ薬が投薬された患者んは550人おりました。3年前がやっと200人だったので、すごい増加です。
とうとう静岡県東部地区最大人数の患者数となりました。
生物学的製剤使用率を計算したら、32%以上あり、また驚きました。本日某大手製薬会社のリウマチ系専門の方と話をしましたが、最近は専門施設なら30%台の普及率なのだそうです。10年前は導入率は20~25%と言われていたんですけどね。時代が変わりました。生物学的製剤の使用方法が確立され、安全性が広く認知されるようになったという事でしょう。
変わらないようで実は日々変化をしている業界ですから、今後どうなるか予想も出来ませんが、今後も地域のトップランナーで有るために、精進しなければと兜の尾を締めなおしております。学術的な事は勿論ですが、患者さんとのコミュニケーションが大事ですよね。
開業当時、MRIや生物学的製剤の説明をするとパニックを起こす人がちらほらおりました。気づくと来院時から生物学的製剤を知っており、当院での投薬を希望する患者さんが増えてきました。これも変化です。その変化に対応できるためには患者さんと日々どのように接するか、傾聴できているか、理解できているか、だと考えおります。
患者さんの外来人数が増えたら仕事が雑になったと言われないよう、頑張ります。
何卒よろしくお願い致します。
2020年7月8日 いのうえ内科・リウマチ科
院長
2020年7月8日